11月、人生で初めて“採卵”をしてきました。
まさか自分が採卵手術を受ける日が来るなんて——
10年前の私が想像していただろうか、とふと思います。
とはいえ、昔からいわゆる“健康そのもの!”というタイプではなく、体調の悩みが多かったこともあり、どこかで「もし将来、妊娠を望んだら不妊治療をすることになるかもしれない」と薄々感じていました。
25歳のときに観ていたドラマ『隣の家族は青く見える』(2018年1月期・深キョン主演)も、自分の将来と重ねてリアルに観ていたのを覚えています。
当時はまだ結婚もしていなかったのに、
「もし子どもを授からなかったら、どんな人生設計になるんだろう?」
「専業主婦になりたい気持ちもあるけど、子どもがいないと時間を持て余すのかな…」
など、ぼんやり未来を考えていました。
そして現在、32歳。
結婚して2年半、不妊治療のクリニックに通い始めてもうすぐ1年。
ついにステップアップして、体外受精に進むことになりました。
■ 採卵までの流れと使ったお薬
今年の夏〜秋は、コロナにかかったり、仕事の出張でタイミングが合わなかったりと少し足踏みしましたが、ついに採卵日へ。
今回使ったお薬はこちら👇
● クロミッド
採卵3日前まで、9日間(夕食後に服用)
● ゴナールF
採卵7日前・5日前・3日前の夜に自己注射

● 点鼻薬
採卵2日前の23時と24時に点鼻
(この時間がつらい!!)
● ロキソプロフェン
採卵前日の15時と23時に服用
(これも時間設定が地味に大変…)
点鼻薬が深夜の設定だったので、いったん就寝 → アラームで起きる → 点鼻 → もう一度寝る、を2回繰り返しました。
すぐ入眠できる体質で本当に良かった…!
■ 採卵当日のスケジュール

8:10 夫と来院
8:15 夫は採精室へ、私は個室のリカバリールームへ
〜8:40 血圧測定・着替え・トイレ・待機
8:40 1番に呼ばれて手術室へ
8:55 採卵終了(無麻酔、4個採卵)
〜9:15 リカバリールームで安静(痛みなし)
9:20 トイレでガーゼ抜去 → 看護師さんへ報告
9:30 夫と診察。採卵結果を受け取る
10:00 薬(抗生剤・プラノバール)を処方、会計して終了
こうして、無事に採卵が終わりました。受け取った採卵結果はこちら👇

■ 採卵の痛みについて
正直、もっと痛いものだと覚悟していたのですが…
思っていたより全然平気!
看護師さんがずっと声をかけてくれたり、
私は自分の腕をつねって気をそらしたり(笑)、
そんなおかげで乗り切れました。
何より、院長先生の腕が良かったのかも。
※前回の診察後に、看護師さんから「採卵は院長先生で大丈夫?」と確認がありました。
(というのも、普段の内診はなるべく女医さんでお願いしますと伝えていたため。)
最初の消毒と、最後の止血ガーゼはちょっと苦手な感じでしたが、これはもう仕方ないですね。
リカバリールームでの休憩後、自分でトイレでガーゼを抜くのが少し大変でした。
■ そして次は…培養結果へ
1週間後、胚盤胞までどれだけ育っているかを聞きに行きます。
4個のうち、
全部いい感じに育って凍結されてほしい!!
という気持ちはあるけど、
実際の凍結率は30〜50%くらいらしいので、1〜2個かな…?
「もし移植してダメだったら、またすぐ採卵か…」と不安もよぎりましたが、
まずは“1つでも多く”良いグレードで胚盤胞になってくれることを願っています。
また結果を報告しますね!



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